ソフィア
「だめだった。
お前の案は受け入れられないそうだ。
理由は………まあ日本人だからだろうな」
まあ予想はしていた。
むしろソフィア様が僕のことを厚遇しすぎていることへの不満もあるのかもしれない。
ただ、だからといって何もしないわけにはいかない。
ソファア様の命に関わるかもしれないのだから
相澤勇斗
「わかりました。
ではソフィア様、今から出かけましょう。
行くべきところがあります。」
ソフィア
「…………………」
相澤勇斗
「?どうされましたか?」
ソフィア様が少し考える素振りをしてやがておもむろに口を開かれた。
ソフィア
「いつの間にお前は私に命令するほど偉くなったんだ?」
相澤勇斗
「あ………」
しまった
調子にのってソフィア様に命令を………
ソフィア
「クククッ
冗談だ。
お前が私たちのために知恵をしぼってくれているのはわかっている。
不快になど思っていないよ。」
よかった。
日本人を奴隷としか見ていないドイツ人の中で唯一、ソフィア様は少し違う。
劣等種族である僕達が彼女らに従うのは当然だけれどソフィア様は僕のことを奴隷として大切にしてくれている。
彼女の信頼を失えばここでの僕の扱いは他の日本人同様ひどいものとなるだろう。
相澤勇斗
「あ……、ありがとうございます。でも気をつけます。ソフィア様にご満足いただけるような奴隷になるようにしますので………」
どうか捨てないでください。
ソフィア
「ああ、わかっている。ところでこれからどこに行くと言うのだ?」
相澤勇斗
「__________皇愛梨の邸宅です」


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