52怒り

これが皇(すめらぎ)愛梨 

ソヨン社長が唯一警戒する日本人。 

クラブハウスで皇に捕まり、車で私は皇の家に誘拐された。 

社長は皇のことを猛獣と言っていたが本当にその通りだ。 

虎のような鋭い目つき。 

愛梨 

「ふーん、名前は……イム・ユナか。」 

家に着くなり、私は椅子に鎖で拘束された。 

荷物から私の社員証を取り出すと私の名前を読み上げる。 

さらに鞄をあさりだし、テヒちゃんにもらったぷーさんのキーホルダーを手に取った。 

まずい…… 

あのキーホルダー、しっかり触ると中に異物が入っていることがバレてしまう。 

愛梨 

「……………………………」 

私は気取られないように皇とは反対側にあるドアのほうを見た。 

ガチャ… 

するとドアから見たことのある女が入ってきた。 

ユナ 

「柊美希………」 

かつて私がレイプして調教したメスチョッパリ…… 

そんな女にこんな姿を見られるとは…… 

美希 

「あの……ユナ様」 

私のことを様付け… 

まだ調教は効いてるみたい。 

美希 

「愛梨様に美香の場所を教えてください。」 

美希の顔色はあまり良くない。 

愛梨に遠慮しているのか気まずさを感じているのか、あまり愛梨の方をみないようにしているようにも思う。 

愛梨の前で私のことを″様″付けで呼ぶことのまずさを理解しているのか? 

ユナ 

「私に命令するなんて、皇の前だとずいぶん大胆になるんですね。以前、私たちの前に現れた時は借りてきた猫のように震えていたのに」 

私は殺気を込めた視線を美希に送る。 

美希 

「ち、違います。ユナ様のために言ってるんです。 

言わないと……その………とっても良くないことになりそうで………」 

私のイラだった態度に美希は動揺したみたい。 

言いたいことはわかる。 

たしかにこの状況… 

美香のことを正直に話さないと私の身の安全はどうなるかわからない。 

愛梨 

「お前ら韓国人って瞳の色で身体能力がある程度決まるんだってな。緑色は……」 

愛梨は私たちの会話を無視して韓国人の瞳の色について話しだした。 

韓国人は瞳の色でその人間のスペックが大まかに分かる。 

緑色は最低ランク、そう言いたいんでしょ? 

まあ気にしてませんけど…… 

とりあえずキーホルダーからは注意がそれたみたいで安心。 

ユナ 

「緑色は最低ランクですよ」 

私は緑色の瞳に殺気を載せて愛梨を睨みつけた。 

愛梨は聞いてみたものの実際はどうでもよかったみたいで次の話題に触れる。 

愛梨 

「で?美香はどこ?」 

ユナ 

「…………………………………」 

この質問、何度目かしら? 

美香は大韓民国総督府の命令でソヨン社長がエムジェ研究所に出荷しはず。 

ただそれを皇に伝えてしまうとテヨン様救出前にトラブルになるかもしれない。 

ここはなんとか自力で脱出しないと…… 

皇が私の背後に回り込む。 

愛梨 

「だんまりなのね……… 

じゃあ、韓女様の身体に聞こうかしら?」 

耳元で囁く皇の声に私は背筋が凍る思いだった。 

ユナ 

「柊は… 

柊美香の居場所は私も知らないの。」 

私は嘘をついた。 

今は無難にその方が良い。 

テヨン様を救出するということは大韓民国総督府を敵に回すと言う事だからこの情報を隠す必要はないのかもしれないがテヨン様救出前までにできるだけトラブルは避けたい。 

愛梨 

「ふーん、じゃあこのまま私の尋問受けてもらうしかないね。」 

ユナ 

「…………………………」 

チュプ💕……… 

皇の指先が私のパンティをかいくぐり秘部に入り込む。 

ユナ 

「……………っ」 

愛梨 

「韓国人はふたなりが多いんだってね。 

でもお前はついてないから女ってわけ?」 

皇が指先で私のあそこをこねくり回しながら尋ねてくる。 

ユナ 

「だから何よ」 

愛梨 

「運がなかったね。私、女が好物だから」 

ズブッッッ💕💕 

ユナ 

「あっ💕………ぐっ💕💕💕……」 

私は思わず椅子からうしろの方にのけぞりそうになった。 

皇はそんな私の顔を両手で抱きしめて唇を奪い、舌を蹂躙した。 

愛梨 

「ソヨンのときもそうだったけれど韓国人の味もなかなか悪くないね。」  

私の唇を堪能した皇は部屋の冷蔵庫から注射器を取り出した。 

愛梨 

「これ、何かわかるよね?」 

ユナ 

「あ、あなた…」 

皇が媚薬入りの注射器を私に見せつけてきた。 

私達の会社に殴り込んできたときに媚薬も盗っていったのね。 

幸いにも新薬の″美香″ではないみたいだけれど……。 

自白剤代わりに使うつもりか 

愛梨 

「ほぅら、あなたにたっぷり注いであげるから」 

皇はサディスティックな笑みを浮かべて冷蔵庫をもう一度あけてみせた。 

ユナ 

「_____________!」 

そこには大量の注射器が並んでいた。 

あれをすべて注射されたら旧式とはいえ、正気を保つことはできないかもしれない。 

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