新城修一
体調がすこぶる悪い…
テヒに渡された薬を飲んだあと1週間、ぶっ続けでセックスに明け暮れた。
望まないセックス
相手はすべて日本人でいずれも美女ばかりだった。
日本人の繁殖が目的だと言っていたな。
……家畜扱いか
韓国人にとっては俺たちは家畜同然。
昔、授業で習った黒人の奴隷制度のようだ
俺はテヒに言われるがまま、薬を服用し、1週間はほとんど寝ずにセックスをしてきたがその1週間後の反動は凄まじいものだった。
食欲不振や嘔吐などで体重はどんどん落ち、疲労困憊となった。
そして優衣と会うことのできる約束の日、体調が戻らないままその日を迎えることとなった。
ただ、俺は優衣のことが好きだし、優衣なしでは生きられない。
俺は彼女と会う約束をした思い出の地である海岸に向かった。
彼女を失って初めて彼女の大切さに気付くなんて俺はなんて愚かなんだろう。
俺は優衣に会うことを許された最後の機会に彼女にもう一度想いを伝えることにした。
海岸に着くと優衣は先に待っていた。
確かにテヒの言う通り優衣は少し落ち着きを取り戻しているように見えた。
修一
「1週間ぶりかな………優衣。」
優衣
「そう………だね。テヒ様に言われたように薬飲んだんだね。体、大丈夫?」

レストランの件以来、優衣も学校に来なくなった。
あのあと、レストランの一件で優衣の痴態をスマホで撮影し、SNSであげたやつがいた。
その動画が拡散されて学校に来れなくなったのだろう。
修一
「まあ……な。お前こそ元気……か?」
違う…
こんなことが言いたいわけじゃない。
もっと大切で伝えないといけないことがあるのに…
優衣
「うん……私は大丈夫」
優衣の表情は暗い。
クールダウンと言ったか?
その言葉からして少し冷静になる時間があるってことだとは思うけど
修一 優衣
「な、なぁ…二人で……「______修一、」
二人で逃げないか?
二人でやりなおそう…
そう切り出そうとしたが優衣に会話を阻まれてしまった
優衣
「明日からは私はもう修一のことを一番には考えない。
私は身も心もテヒ様のものになる。」
修一
「え…………?」
何を言って……
落ち着いてるんじゃないのか?
冷静に物事を判断できる時間なんじゃないのか?
優衣
「たから修一、よく聞いて。
これが私が修一のことだけを思って言う最後の言葉と思って。」

修一
「そんなこと言うなよ。またやりなおそう……
小さかったあの頃みたいに4人で仲良く……
お前のこと、忘れるなんかできないんだ」
俺は優衣に詰め寄ると彼女は悲しい顔をして俺の手を振り払った。
優衣
「だめだよ・・・・・
もう忘れて。
私のことは忘れて会いに来ないで
テヒ様に歯向かえば修一もただでは済まないから。
絶対に来ちゃだめ」
修一
「なんでだよっ!?大好きなんだ。お前と離れるなんてできないっ!」
優衣
「前も言ったでしょ?もう何もかも遅すぎるんだよ。」
優衣の表情は悲しみに満ちていた。
もう引き返せないのか?
もうやり直せないのか?
もうこれで終わってしまうのか?
これを逃したらもう優衣とは二度と会えない。
優衣
「なんでこんなことなっちゃったんだろうね?今までありがとうね。私も大好きだったよ、修一。」

優衣は痩せこけた俺の背中を抱くと海岸をあとにした。
修一
「おいっ!優衣っ 待てっ 待ってくれっっ!」
俺は慌てて彼女を止めようと駆け出したが体力の極端な衰えのためふらついて転んでしまった。
修一
「諦めないからなっ!
俺は絶対にお前のこと、諦めないからなっ!」
俺の言葉は届いているはずだけれど優衣が歩みを止めることはなかった。
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テヒ
「お姉様、麗華の使い道なんですけれど…」

ソヨン
「ん?あぁ、お前の奴隷のことか?別に出荷しなくていいぞ?気に入ってるんだろう?」
そんなことよりユナがいない。
もうすぐテヨンの処刑が遂行されるのに正直、従妹にかまっている暇なんかない。
テヒ
「アンドロギュノスをつけたくて…」
ソヨン
「あぁ、じゃあ実験室使っていいよ。ちゃんと後片付けするんだよ?」
あの部屋使うには申請がいるんだったな…
ああ~、とにかく今はユナを探さないとっ
テヒ
「_______様っ お姉様っ」
ソヨン
「あ、あぁ…すまない。考え事をしていて。ちょっと最近忙しくてな。」
テヒ
「ユナさんのことでですか?」
ソヨン
「____________!」

どうしてわかった?
いや、何を知っている?
私は冷や汗をかいてテヒに向き直った。
彼女が何を知っているかによっては私だけでなく彼女の身も危うくなる。
テヒ
「監視カメラや人の目が気にしているのであればここは大丈夫ですよ?」
ソヨン
「………何を知っている?」
私は声のトーンを落としてテヒに尋ねた。
昔から優秀な子だった。
観察力に優れており、判断も正確。
理解も早かったのはわかっている。
ただ、まだ17歳。
そう思って侮りすぎたのか?
テヒ
「ユナさんの居場所は把握していますよ?」
そう言ってクマのプーさんのキーホルダーを私に見せつける。
ソヨン
「ん?ああ、この前ディズニーに連れて行ってあげたときに買ってあげたお土産だよな?」
テヒ
「はい、お姉様に買っていただいたキーホルダーです。
このキーホルダーの持ち主の居場所がこのスマホでわかるようになってます。」
あのときは同じキーホルダーを何個も欲しいというから変だとは思ったのだが…
どういうつもりだ?
ユナを監視していたのか?
ソヨン
「どういうつもりだ、テヒ?
チョッパリに使うならまだいい。
これを私の社員に使うなんて……
理由を教えなさい。」

私の声のトーンがさらに落ちる
声にはわずかに怒気も混ざっていた。
テヒ
「嫌だなぁ、ユナさんにこのキーホルダー作ってもらったんですよ?ユナさんにこれ作って欲しいって頼んだときにもしものためにって言って自分の分も一つ作られたんですよ。」
ユナにこれをキーホルダーを作ってもらった?
まあ、ユナは手先は器用だったが…
ソヨン
「そうか、まあいい。で、ユナは今どこにいる?」
私はテヒの携帯を見せるように手を差し伸べた。
テヒ
「だめぇ、テヒもお姉様と一緒に行かせてくれるって約束したら見せてあげまーす」
テヒがスマホを持つ手を上に上げて私がスマホを見れないように妨害する。
こ、こいつ、ほんとに背が高くなったなっ
全然手が届かないっ
ソヨン
「こらっ、渡しなさいっ
人の命がかかってるのっ」
テヒ
「じゃあ私の助けが必要ですよね、お姉様?」
うっ…
確かにテヒがいてくれたほうが心強いが…
ソヨン
「〜っ、わかった。わかったから見せなさいっ」
だめだ
どうやってもスマホが見れない。
こうなったらテヒの言う通りにするしか…
テヒ
「やったぁっ
さすがお姉様っ
大好きっ!」
テヒが私に甘えるように抱きついてくる。
テヒ
「ユナさんがいるのはここだよ?」
はぁ、やれやれ
胃が痛くなってきた…
テヒが見せてくれた携帯を見て私の胃はさらに痛くなった。
ソヨン
「ここは……………」
そう言われて確認した場所は私が最も苦手とする場所だった。
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