私は咲希に頼んでソヨンが言っていた老夫婦の居場所を調べてもらった。
老夫婦の居場所はすぐに見つかったため、咲希と一緒にその場所に向かうことにした。
※1

朝比奈咲希
「愛梨様っ、愛梨様っ!もうっ 傘も持たないでそんなに急がれてっ!風邪をひいてしまいますっ」
咲希は傘を持って急いで私を追いかけてきた。
1(2)

皇愛梨
「ああ、そうだな、すまない」
普段慌てない咲希も私のことになると感情の起伏が激しくなることがある。
それが今はとても愛おしい。
皇愛梨
(それにしても写真一枚で住所まですぐに探り立てるなんて咲希はやっぱりかなり優秀ね。
調教して奴隷にしといてよかったわ)
咲希は財産もかなり溜め込んでいた。
半分は金剛寺湊のものだったけれど咲希すべての財産を湊から奪い取り自分のものにしてしまった。
そして今度は咲希のすべての財産を私が根こそぎ搾り取った。
咲希はその時すでに私のお貢奴隷と化していたため、搾り取られるたびにアヘ顔をさらして喜んで提供したのだ。
朝比奈咲希
「愛梨様?、着きましたよ?」
皇愛梨
「ごめんごめん、昔のことを思い出していたの。
昔のお前のことをね。」
※2

朝比奈咲希
「昔の・・・・・私」
私にそう言われて咲希は耳まで真っ赤にして頬を赤らめた。
皇愛梨
「咲希、来てもらって悪いんだけれど咲希はちょっと車に戻って待っておいてくれるかな?
私だけで話がしたいんだ。」
朝比奈咲希
「承知しました。あの・・・・・お気をつけて、愛梨様・・・・」
皇愛梨
「うん」
※3

初恋の女の子のように顔を赤らめた咲希を愛おしく思いながら目の前の家の門に近づく。
私には11歳より前の記憶がない。
11歳以降も施設で育てられたから親なんかいなかった。
ソヨンの話からして今から尋ねる老夫婦はやはり私の親とは別人なのだろうがどうも気になる。
私はインターホンをならして老夫婦が出てくるのを待った。
ガチャ……
皇亜加梨
「はい、どなた様ですか?」
※4

出てきたのは60代くらいの女性だった。
確かに私と同じ金色の瞳………
皇愛梨
「皇亜加梨さんですね?少しお話を伺えますか?」
皇亜加梨
「かまいませんがどなたかしら?
話を聞きたいのであれば自己紹介くらいするべきではなくて?」
彼女の背丈は170cm弱くらいか
私の今の身長は180cmはある。
見ず知らずの私に物怖じせずに堂々と受け答えする上にこの落ち着きよう…
この婦人、肝が据わっている。
皇愛梨
「失礼しました。
私の名前は皇愛梨。
あなたの娘さんと同姓同名の皇愛梨です。」
※5

すると婦人は私の顔をじっと見つめ、しばらくしてから口を開いた。
皇亜加梨
「…………………どうぞ、お入りください」
意外だな
娘と同じ名前の女が来たというだけで部屋に招くのか?
外見はかなり違うはずだが?
娘を偽るつもりは元からないが怪しいとは思わないのか?
少し意外だったが婦人は私を部屋に招き入れるとお茶を出してくれた。
居間に入ると仏壇があり、そこには夫と見られる男性とその娘の写真が飾られていた。
どうやら夫とも死別したようだ。
皇愛梨
「娘さんのことで聞きたいことがございまして」
皇亜加梨
「ふふ、私があなたの娘だ、なんて言い出すのかと思ったけれどそういうわけじゃないんですね」
別に詐欺を働きに来たわけじゃない。
そんなくだらないことをするつもりはない。
皇愛梨
「ふふ、娘さんとは年齢もそれに外見も違いすぎますからね。」
※6

皇亜加梨
「そうね。娘と同姓同名がいるなんて驚きだわ。あまりない名前だから。
で、娘の何を聞きたいのかしら?」
聞きたいことは山ほどある。
私とこの婦人の娘との関係はなんなのだ?
本当に赤の他人なのか?
皇愛梨
「まずは娘さんの写真を見せていただけないでしょうか。」
皇亜加梨
「いいわよ。遺影にも飾っているけど私はこの写真が一番気に入ってるの」
婦人は本棚からアルバムを取り出した。
今どきアナログな管理だな。
データとして保存すればいいものを。
皇愛梨
「ありがとうございます」
私はアルバムを丁寧に受け取ると一番最初のページにオフィスで足を組んでいる女性が映っていた。
※6

皇愛梨
(確かに似ている…………。
少し前の私にそっくりだ。)
皇愛梨
「失礼ですが彼女は亡くなったのですか?死因はなんですか?」
皇亜加梨
「ふふ、初対面なのにすごいこと聞いてくるのね。外見は違うけどそういうところは娘にそっくりよ。
まるで本当の娘みたい。」
婦人は笑いながら紅茶を飲み干した。
確かに失礼かもしれないがこっちも真剣だ。
多少のことは気にしないで聞いておかないと
皇亜加梨
「娘は行方不明になったの。
ドイツ軍とレジスタンスの合同作戦中にね」
※7

レジスタンス……
つまり韓国人の統治を良しとせずに抵抗する日本人のことか
日本人が抵抗したとしても結果はわかりきっている。
だからドイツ人と手を組んだと・・・・
皇愛梨
「つまり死体があったわけではないと………」
皇亜加梨
「確かにそうだけど、もし生きていたなら家に帰って来るはずでしょう?
家出にしては長すぎるわ」
婦人の話によるとこの婦人の娘である皇愛梨は14年前に行方不明になったらしい。
その時の年齢は28歳
生きていたとしたら42歳…………か
婦人の娘が私の母親という可能性はありえるのか?
私が26歳だから16歳のときに子供を生むと………
まあ不可能ではない、か
※8

皇愛梨
「娘さんにお子さんはおられたのですか?」
皇亜加梨
「いないわ。でも婚約はしていたの。ドイツ人の青年とね。
早く子供がほしいと言ってたわ。あの子、子供大好きだったから」
ふむ
28歳の時点で未婚なのでは私が皇愛梨の娘、という線もなさそうだな。
皇亜加梨
「ふふ、あなたのルーツはわかりそうにないわね」
※9

皇愛梨
「!、お気付きでしたか」
すべてを見透かされたような気分になった。
こんな一瞬で私が自分のルーツを探しに来たとわかるとはな
皇亜加梨
「なんとなく、そんな気がしたの。もし娘が記憶をなくして私を訪ねてきたらきっと今みたいな探り方をしただろうなって」
皇愛梨
「私には11歳以降の記憶がありません。
お恥ずかしい話ですが11歳以降の記憶がないことも知人と話しているときに初めて気が付いたのです。」
そう
なぜか今までそんなこと気にしたことすらなかった。
いや、まあ子供の頃の記憶なんてみんなあいまいなのだから不自然というほどでもないのだが・・・
皇亜加梨
「まあ子供の頃の記憶がないっていうのはそこまでおかしなことじゃないかもしれないけど一つだけあなたのルーツの鍵になるかもしれないことがあるわ」
皇愛梨
「!
なんですか?」
※10

なんでもいい
このままではここに来たことも無駄足になる。
皇亜加梨
「私も娘も、そしてあなたも金色の瞳をしているわね」
ああ、そういえばソヨンもそんなことを言っていたな。
皇亜加梨
「この瞳の色をしているのは私達の親族だけよ。
だからあなたは他人じゃない。
親戚だってことは間違いないと思うわ。
そうじゃなきゃ部屋に招いたりしないしね」
なるほど
確かに金色の瞳というのは珍しい。
普通日本人の瞳は茶色か黒
私は彼女たちの親戚、その線が妥当だな。
皇亜加梨
「私達一族がなぜ金色の瞳を持っているかおわかりかしら?」
※11

皇愛梨
「どういうことですか?」
金色の瞳になにか意味があるのか?
皇亜加梨
「金色の瞳を持つ私たち一族は人の心を操ることができるの。」
皇愛梨
「え………?」
人の心を操る……?
本気で言ってるのか?
皇亜加梨
「相手を意のままに操る力よ。あなたも見覚えがないかしら?
無意識のうちにこの力を使って自分の意のままに相手を操る。
未熟な能力者はよくやりがちだから」
※12

身に覚え………
皇愛梨
「………………………………」
※13

私は美香や美希、咲希のことを思い出した。
まさか、無意識のうちにあの子達の心を操っていたということ…………?
だからレズビアンでもないあの子たちが私のことを好くように…………
財産や恋人、人生まで投げ出して私に忠誠を誓うようになったのはそういう理由?
まあだとしてもなんの後悔もないけれど
あの子達はもう私のもの。
今更誰にも譲る気はないけれど
皇亜加梨
「私の娘もその力を使うことができた。だからそれを仕事にも使っていたみたい。」
皇愛梨
「どんなお仕事を?」
おっと
人の心を操る力を使う仕事なんて
急にダークな話になってきたわね
皇亜加梨
「ドイツ軍に韓国のハン・ユジンについての生態データの回収かしらね。韓国人の施設に潜入する際におそらくこの力を使って潜入したはずよ。そうでないと潜入なんかできないはずだから」
ハン・ユジン……?
※14

大韓民国の英雄か
確か日本人を何十人も人体実験に使用した極悪人だとかいう噂だな
なぜそんな重要機密を婦人は知っておられるのだ?
私の視線に気付いたのか、婦人が話を続ける。
皇亜加梨
「私も昔はレジスタンスに所属していたからね。」
なるほど、な
おそらく彼女も人の心を操ることができるのだろう
婦人の話が本当であればであるが
皇愛梨
「なるほど。
それで任務に失敗したと………」
ドイツ軍とレジスタンスの合同作戦に参加していたと先程言っていたな。
失敗して命を落としたのか
※15

皇亜加梨
「ほぼ成功していたみたいなんだけどね。
他人の子供を助けるために韓国人に捕まったらしいのよ
まああの子らしいと言えばあの子らしいわ」
皇愛梨
「他人の子?」
軍人が子供を助けるために任務に失敗するとはね
皇亜加梨
「そうそう、確か6歳と8歳の姉妹だったはず。
名前は…………柊美希と柊美香だったかな。
その子たちは逃げることができたみたいで愛梨の婚約者が施設に預けたって言ってたかな?」
皇愛梨
「え……………………?」
皇亜加梨
「?」
柊美希と美香…………ですって?
※16

…………………
……………………………………
………………………………………………………
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皐月ちゃんの口から寄生虫が体内に入り込んでからも別の寄生虫が顔にへばりつき、先程おまんこにくっついた寄生虫も引き続き彼女の中に入り込もうとしている。
結局再び二匹の寄生虫に皐月ちゃんは責められ続けていることになる。
ズリュズリュ……
伊達皐月
「お゙ぼおおおぉぉぉぉぉっっっ 」
野太い男のような声を出して皐月ちゃんは悶えていましたが震える腕で顔に寄生している寄生虫の尻尾を掴みました。
35

カン・ウナ
(こ、この子、まさかこの状態から寄生虫を引き抜くつもりなのかしら)
日本人は抵抗力が弱いから一度寄生虫に少しでも侵入されると快楽で抵抗することができないはずですけれど……
カン・ウナ
「うふ、ジソンさんの言う通り皐月ちゃんはとても頑張り屋さんなんですね。
なんだか応援したくなってしまいましたわ」
36

わたくしはついつい嬉しくなって彼女が寄生虫に抵抗するのを観察することにしました。
伊達皐月
「ふぎぃっっ! ふーーーーっっっっっ! ふーーーーーーっっっっ! ふーーーーーーっっっっ!」
ズルッ ズルズルッ
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