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崇韓

皇愛梨 

「美希、美希っ! 

どこにいるの!?」 

私は家に帰るとすぐに美希を探した。 

パク・ソヨン 

「どうしたんだ?」 

ソヨンが私のいつもより興奮した声を聞きつけて階段から降りてきた。 

皇愛梨 

「美希を知らない?」 

パク・ソヨン 

「あぁ、あのメスならケーキかなにかを作っていたから台所にいるんじゃないのか?」 

ソヨンはここにいる私の奴隷のことをたまにいやらしい目で見ている。 

私の奴隷のことを人間というより性処理道具として見ているのだろう。 

私がいなければこの子たちはソヨンにボロボロにされていたでしょうね。 

まあそうなったこの子たちを見てみたい気もするからあえて何も言ってないけど…… 

ソヨンが台所に視線を送ると奥から美希が出てきた。 

柊美希 

「え?あ、はい。ここにいますよ」 

美希はソヨンの言う通り台所で食器を洗っていた。 

いつもなら後ろから突然レイプまがいのことをして楽しんだりしていたのだが今回はそんな気分にはなれない。 

皇愛梨 

「美希、私と初めて会ったのはいつ?」 

柊美希 

「え?大学生じゃないですか?一年生のとき、話しかけてきてくれましたよね」 

そう 

大学に入ってすぐ私はめぼしい女の子に声をかけていた。 

いずれは奴隷にしてやろうと思ってね。 

皇愛梨 

「嘘、ついてない?」 

柊美希 

「え?いえ、ついてませんけど………?」 

美希はなんでそんなこと聞くんだと言う顔をしている。 

朝比奈咲希 

「愛梨様、興奮しすぎですよ? 

ちゃんと説明しないと美希さんもなんのことかわからないですから」 

まあそうね 

自分のルーツがわかるかもしれないと思って少し興奮しすぎていたのかも 

皇愛梨 

「14年前、韓国の研究所で飼育されていたって本当?」 

柊美希 

「え…………」 

飼育、されていたみたいね。 

美希の表情が明らかに曇っているのがわかる。 

皇愛梨 

「なんで私に教えてくれなかったの?」 

柊美希 

「申し訳、………ありません」 

うつむく美希の顎を掴み、こちらを向かせた。 

少し泣いているのか 

涙が目尻に浮かんでいる。 

皇愛梨 

「なぜ?」 

柊美希 

「研究所にいたことがバレたら嫌われるかと思い、言い出せませんでした。」 

日本人の韓国人に対する恐怖は根強い。 

確かに研究所にいたことがバレれば何かしらの差別はされていただろう。

「でも美香がさらわれたとき、あなたは一人でソヨンのところに行くんじゃなくてちゃんとすべてを私に話すべきだった。違うかしら?」 

柊美希 

「はい………本当に申し訳ありませんでした。」 

美希が涙を流して土下座する。 

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いつもなら踏みつけて悦に浸るんだけど今日はそんな気分じゃない。 

皇愛梨 

「美希、もう終わったことだからいいんだよ」 

私は彼女を立たせて抱きしめてあげた。 

私達の関係は以前の学生時代のように対等ではもうない。 

でも学生時代と違って私は彼女に愛情がある。 

間違った行動をしたからと言って嫌いになったりはしない。 

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皇愛梨 

「で?聞きたいんだけれどこの写真の女に見覚えない?」

私は夫人に見せていただいた写真をスマホで撮影していた。

それを美希に見せると美希は少し困惑したようにしゃべりだした。 

柊美希 

「え………と、この写真は愛梨様ですよね?見覚えあるというか………」 

私の意図が伝わらず美希は怪訝な顔をする。 

朝比奈咲希 

「はぁ… 

愛梨様、それでは美希さんに言いたいことが伝わりませんよ? 

美希さん、愛梨様が言いたいのは子供の頃に愛梨様に似た人にあったことがあるかということですよ」 

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呆れたように咲希が話を付け足す。 

皇愛梨

「あ・・・、ああ、そうそう。それが聞きたかったの」

最近はどの奴隷にも優しくしているせいかだんだんこの子たち、遠慮がなくなってきているのよね 

ま、まあいいんだけど 

柊美希 

「あ、そういうことですか。 

ん~~、でも 

私を助けてくれた方はほとんど仮面をつけていましたから…… 

それに私も幼かったですし、あまりお顔は………」 

皇愛梨 

「う~ん、まあそれなら仕方ないか」 

まあ、たしかにそうか

もし、この顔に見覚えがあれば私と大学で会ったときに何かしらの反応はしていたはずだもんね。

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婦人に聞いたときは美希がなにか私に隠し事をしているんじゃないかと思ったけどその線はなさそう。 

柊美希 

「でも今の愛梨様と全然年齢が違いますよ? 

あの方は今はもう40歳くらいじゃないですか? 

あの時20代くらいだったんですから」 

そうなのだ。 

婦人も28の時の任務が最後だとおっしゃっていた。 

今は私の知らない『皇愛梨』は40歳くらいのはず 

パク・ソヨン 

「40歳…… 

皇とそっくり…… 

それなら私に心当たりがある」 

ソヨンが思い出したように私に声をかけてきた。

なになになに? 

なんか次から次へと話が出てくるわね。 

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わたくしはぐったりした皐月を自分の調教部屋に連れてきて床に寝かせてあげた。 

ここもだいぶ使い古しているからボロボロですわね 

今度ミリン様に調教部屋改装予算を計上しないけませんわ。 

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それにしても皐月は思ったより素晴らしい素材ですわ。 

丁寧に扱わないと 

皐月はぐったりとして死んだ魚のような目をしていた。 

立つ気力どころか意識もあるのかさえわかりません。 

身体は寄生虫の媚薬でドロドロに汚れている上に体内に侵入した寄生虫が媚薬を生成しているためおまんこから絶えず媚薬が漏れ出しています。 

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